こんにちは!フルヤです。
毎年のことながら、名古屋の凄まじい暑さにへばっています。
今回は、そんな暑い中でも足を伸ばしてぜひ訪れたい、人気のイタリアン「Dodici Maggio(ドディチ マッジョ)」へお邪魔しました。
久屋大通の1番出口から徒歩約3分。
お店は、落ち着いた裏通りに面したビルの1階にあります。
「Dodici Maggio」は1991年八事に店を構えて以来、多くの美食家を虜にした今村シェフが腕を振るうお店です。
2010年に東区泉に移転オープンしました。
ビルの中に入ると、可愛いエントランスがお出迎え。
お店の中は、上品な内装ですが思ったよりも賑やかで居心地が良い雰囲気です。
今回はちょっぴり奮発して「Pranzo A (4,500円)」のランチコースを注文!
メインディッシュが付いているので、存分に名店の味を堪能できます。
ちなみに、もう少しお得な平日限定のパスタランチ(2,800円)もありますよ。
まず登場したのが豪華な前菜。
サラダの周りに「メロンのジェラート 生ハム乗せ」「牛肉のカルパッチョ」「自家製パテ」「しめ鯖」が乗っています。
それぞれ塩加減や味付けが濃すぎず、ワインが飲みたくなる味(笑)。
バジルソースがかかったイタリアン風しめ鯖が新鮮で驚きました!
箸休めのパンはうぐいす豆が練りこんであって甘じょっぱい!
これだけでも永遠に食べれそうです。
Pranzo Aのコースでは、数種類の中からパスタが選べます。
今回注文した1品目は「帆立貝、ピーマン、アンチョビのアーリオ・オーリオ」。
アーリオ・オーリオとは、ニンニクとオイルのこと。
オイルパスタですがさっぱりと仕上げてあり、ニンニクも強すぎないので女性でも食べやすい味でした♪
続いて辛党のメンバーが頼んだのは「なつかしのペンネ、アラビアータ」。
思ったよりもしっかりと唐辛子の辛味が効いています。まさに旨辛!夏にぴったりの味です◎
ラストは「タコとベーコン、ブロッコリーのスパゲティ」。
こちらはペペロンチーノのようなピリ辛のオイルベースパスタでした。
シャキシャキの野菜とたっぷりのタコがアクセントになっていて美味しい〜!
さすがイタリアンの巨匠、パスタの茹で加減はバッチリアルデンテ!
野菜や魚介など食材ごとの火の入り方も絶妙でした。
メインもお魚、お肉それぞれ3〜4種類から好きなものを選べます。
私たちが選んだのは、まず「香川産オリーブ牛ほほ肉の煮込み」
口に含むと、一瞬弾力があるのにすぐにほろほろと崩れる柔らかさ。
赤ワインの深みはありますが、しっかりと肉の旨みも感じます。上品な味。
続いては「本日の鮮魚の香草焼 カラブリア風」
「カラブリア」は、イタリア南部の地名。
スパイスを効かせた料理が有名だそうで、こちらも香草とスパイスの風味が癖になる味付けでした。
そしてもう一つは「国産牛内もも肉のローストビーフ」。
よくあるローストビーフを想像していたら、レアに仕上げたステーキが登場!
味付けはシンプルですが、噛むほどに肉汁と牛肉の旨みがあふれだします。食したメンバーからは「牛を食べていると感じる」との名言が飛び出しました。
付け合わせの野菜も、素材の味が強く、人参も玉ねぎもとっても甘くてびっくり。
シェフがこだわって食材を選んでいるんだろうな〜と感じる美味しさでした。
どれもボリュームがたっぷりで大満足の私たち。
でもデザートは別腹です。こちらも好きなメニューが選べます♪
女性2人が頼んだのは月替わりの「レモンのタルト」。
レモンの部分は結構すっぱいのですが、ほんのり甘いタルト生地、そこに隠れたチョコレートとのマリアージュが素晴らしい!
一緒に食べることで完成される、計算し尽くされた構成に感動しました!
もう一品は「マスカルポーネチーズのスフレ キャラメルのジェラートと」。
スフレにアイスを溶かしていただきます。
ジェラートは全く甘くなく、それがスフレと合わさると、程よい甘さで大人の味・・・。こちらも最高の組み合わせです。
一緒にいただいたコーヒーもとっても美味しかったです♡
Dodici Maggioさんは気軽に楽しめる雰囲気は残しながらも、
素材へのこだわり、その味を生かした調理法をイタリアンの様式に当てはめて丁寧に作っていて
ワンランク上の上品な料理を楽しむことができました♪
ちょっと特別な集まりやお祝いの席にもぴったりのお店です。
ぜひ今村シェフの一皿を味わってみてください〜!