こんにちは。フルヤです。
今回は、ちょっと趣向を凝らしてタイ料理屋さんへお邪魔しました!
名古屋駅と伏見駅のちょうど中間あたり、納屋橋の角に建つこちらの建築。
見たことはありましたが、なんのお店だろう・・・と思っていました。
なんと、このビルの中にあるのが今回お邪魔したタイ料理レストラン「サイアムガーデン」です!
こちらの建物は、登録有形文化財「旧加藤商会ビル」。古くはタイの領事館も置かれていたそうです。
現在は1階〜3階がタイ料理レストランとなっています。
天井が高く、大きな窓が開放的な店内。当時の趣が残っていてとても素敵です。
平日限定のお得なランチプレートが人気ですが、
今回は贅沢に月替わりの「ジャスミンコース(3,200円)」をいただきました。
はじめに登場したのが豪華な前菜!
右上から時計回りに「タイハーブ入りさつま揚げ」「春雨のスパイシーサラダ」「海老のフライ タイハーブソース」「豚肉のボイル スパイシーレモンソース」。
どれもピリ辛なのですが、甘さ・酸味・辛さのレベルや味付けが異なり、食材の風味も生きていて楽しめました。
タイハーブにはバイマックルーという柑橘の葉を使っているそうで、爽やかでクセのない味が新鮮でした!
続いてはタイ料理の定番、トムヤムクン。
想像よりも酸味が抑えめでまろやか。そして辛くない!
トマトの風味が強く、プリプリの海老や野菜がたくさん入っていて美味しい〜。
今まで食べたトムヤムクンと一味違って感動してしまいました。
しかも、パクチー嫌いのメンバーがこのお店のパクチーは後味のキレが良くて食べれる!と大絶賛。
名古屋屈指のタイ料理店の力をまじまじと感じます・・。
メインディッシュのオイスター炒めは海鮮の旨みが詰まった一皿。
タイ料理というと濃いめの味付けをイメージしていましたが、とっても優しくて上品。
カイラン菜は初めて食べましたが、茎がスナップエンドウのようなサクサク食感、葉はちょっぴり苦め。
主張が強すぎないので、トムヤムクンの後の箸休めとしてもぴったりでした。
お次はこちらも定番、タイカレー!
この日は「鶏肉のグリーンカレー」または「ソフトシェルクラブのカレー風味卵ソース炒め」から選べました。
ソフトシェルの卵ソース炒めは、いわゆる「プーパッポンカレー」です。
スクランブルエッグ状のふわふわ卵とゴロゴロ入った蟹が堪能できるのですが、意外とジャンクな味で癖になる!
味付けも濃いめなのでご飯にとっても合います。
グリーンカレーも、もちろん美味しい!
食べ進めるとじわじわ程よい辛さが効いてきます。
ココナッツは強すぎず、深いコクがあるのに後味はさっぱり。絶妙です。
デザートはマンゴープリン。
これは、プリンというよりもマンゴーをそのまま食べているかのような濃厚さ。
ジャスミンティーなどのドリンクも付いてくるので食後もゆっくり寛がせていただきました。
歴史を感じる建物やホテルのような給仕、そしてモダンな内装と本場の料理。
異国情緒あふれる空間で、仕事も忘れてゆっくり過ごすことができました。
実は、サイアムガーデンはタイ王女が来日された際にお食事を献上されたこともある由緒あるお店。
そんなこともあってか、庶民的なタイ料理(それももちろん美味しくて大好きなのですが)とは一味違う、本格的な味を楽しむことができました。
特別なタイ料理を味わってみたい方、名古屋でタイ料理を探している方、ぜひ足を運んでみてください!