魚めし 竹亭(ちくてい)
2023.09.27
こんにちは!グルメブログ初登場、Clap最年長の山田2号です。
長らく魚より肉派でしたが、歳を重ねるごとに魚介に惹かれている今日このごろ。
今回は、伏見駅から徒歩2分、御園座の裏にある和食店「魚めし 竹亭(ちくてい)」のランチに行ってきました。
御園商店街の交差点にある「からくり人形白浪五人男」のすぐそばにあります。
建物は築77年で、戦後すぐに建てられたという貴重な存在。
もともとは「竹亭」という老舗の料亭があった建物だそうですが、今の店主が改装するにあたって、その屋号を尊重して残したそうです。
店内は1階がカウンター席とテーブル席で、私たちは2階の個室でした。
部屋は老舗の温泉旅館のような、子どもの頃に行ったおばあちゃん家の和室のような、伝統を感じながらも、肩肘張らない懐かしい雰囲気です。
注文したのはお昼の「魚めしコース」3,500円。
ランチメニューの中では、一番リッチなコースです。
サラダはポン酢でいただきますが、しらすの塩味でも十分なくらい。豆腐は味が濃厚で、鰹節の旨味が引き立つ一品。
ここで板前さんが、魚が入った桶を持って登場!
1人ずつ、メイン料理となる魚と、煮るか焼くかの調理法を選びます。今日の魚は、真鯛、サワラ、ツバス、カツオ。
これは迷いますねー。結果的に、みんな異なるチョイスをしました。
軽く炙ったカツオ、ツバス、サワラ、ヒイカ。しっかりと食べごたえのある厚みで、鮮度の高さが際立ちます。
真鯛、スルメイカのゲソ、夏野菜。サックサクの衣で、旨味を閉じ込めています。
私がお願いしたのは「真鯛の煮付け」。想像以上のビッグサイズできました!
ホロホロと柔らかく、旨味たっぷりの煮汁はスープとしてもいけちゃいます。梅干しの酸っぱさがよいアクセントに。
このお店の代名詞「魚めし」。今日は鯛めしでした。お頭ごと炊き込まれています。
土鍋で席まで運ばれてきて、板前さんがほぐして盛り付けてくれます。
やさしい味付けながら、鯛の滋味が溢れる逸品!
この時点でお腹いっぱいですが、食べきれない分は、おにぎりにして持たせてもらえます。
おかわりできる赤だしと、ひとくちサイズの杏仁豆腐で締めます。
メインの魚を桶から選べたり、土鍋をパッカーンとしたり、テンションが上がるエンタメ要素もあって、写真映えもばっちりのコースでした。
魚は新鮮で味も最高、板前さんや仲居さんもとてもフレンドリーで、20年愛され続ける人気店である理由がよくわかりました。
お昼は海鮮丼や各種定食が1,000円から、夜はコースが4,000円からあり、日本酒を中心にお酒メニューも豊富です。
美味しい魚が食べたい!という人には、ここを紹介しておけば間違いありません!
美味しかったねー、お腹いっぱいだねーと話しながらの帰り道、メンバーのうち2人がおにぎりを落としてしまい、転がっていくおにぎりは“リアルおむすびころりん”でした。
このおにぎりの包み、袋状になっていないので、底からすっぽり落ちたのです。
でも穴に落ちることはなく、ラップで包まれてセーフだったおにぎりを、事務所に戻ってから美味しくいただきました。