ブッセ・ケーキ・ギフト|カレット洋菓子店|常滑・半田 知多半島の銘菓ブッセで有名なカレット様のブランディング
知多半島の銘菓として有名なカレット様のブッセ。
店舗改装を機に、この看板商品をさらに魅力的に伝えるため、パッケージとWEBサイトのリニューアルをご依頼いただきました。
Problem
課題
知多半島の銘菓ブッセを更に魅力的に伝える難しさ
すでに知多半島で認知されている銘菓ブッセのイメージ刷新は大きな課題でした。
ケーキ販売やカフェも併設する店舗の魅力と、看板商品である焼き菓子ブッセの要素を整理し、バランス良く表現することも求められます。
さらに、店舗改修に伴い、建築家と連携して新しい店舗イメージをデザインにどう反映するか。
これらの多様な要件を一つのクリエイティブにまとめ上げることが、私たちの役割でした。
Solution
解決策
洗練されたブッセパッケージと店舗連動のブランディング
まず、ブッセのパッケージを刷新しました。
色数を減らし、現代的なフランス調のデザインを採用。知多半島の現代的なお土産として地元以外の販路を拡大する礎とするためです。
店舗リニューアルでは、建築家とコンセプトをすり合わせ、ブランディングの一貫性を確保。特に、新設されたテラスを「社会とお店との垣根をなくす」というコンセプトとして捉え、WEBサイトのリニューアルテーマ「垣根をなくして企業価値をもっと広げる」にも反映させました。
WEBサイトではブッセを主力商品として前面に押し出し、より広い地域で愛される銘菓としての成長を促す構造を採用。デザイン面では、店舗の外壁から見える外の景色を大切にし、実店舗との一体感を演出しています。
さらに、「小さな地域貢献」というコンテンツを新設し、カレット様の地元愛をサイトからも伝えられるよう工夫しました。これにより、商品だけでなく、企業としての価値も効果的に発信できる構成となりました。
先代から受け継いださまざな想いを視覚的に表現したパッケージ
このプロジェクトでは、先代から受け継がれてきた想い、地元への愛着、お客様への感謝、そしてブッセへの変わらぬ愛情を視覚的に表現することを目指しました。
パッケージデザインでは、将来的にカレット様以外の場所に商品が並んだ時に中身がイメージできるよう、ブッセをイラスト化。点画技法を用いて、多くの想い(点)が集まってカレット様のブッセが生まれたことを表現しました。
名前も単なる「ブッセ」ではなく「カレットのブッセ」とし、Boucheの文字はオリジナルで作成しました。
また、お客様がパッケージをびりびりと広げて食べる様子、その音など、食べる際の体験も魅力の一つだと考えました。そこで、イラストを全体に配置し、開封する瞬間まで視覚的に楽しめるデザインにしました。
これにより、食べる前から後まで、カレットのブッセの魅力を存分に味わっていただける仕上がりとなりました。
credit
Client 有限会社 カレット洋菓子店
Producer/Director 前川 元成
Creative Director 大山 昌太
Engineer 本荘谷
Illustrator n.design