株式会社マルテ小林商店 営業力を加速させる、技術が伝わるBtoBサイトへ刷新

静岡県焼津市に本社を構えるマルテ小林商店様は、かつお節をはじめとする節類の製造を祖業に、エキスや粉体加工品、ペットフード原料、特殊加工製品へと事業を広げてきた水産加工原料メーカーです。
製品が店頭に並ぶことはありませんが、調味料やペットフード、健康食品メーカーの「素材」として全国の食卓を支えています。
「単なる鰹節製造業ではなく“新素材提供業”である」という理念のもと、採用情報が中心だった旧サイトを、新規取引の検討者へ向けた営業支援ツールへと刷新しました。
Problem
課題
営業で築いた信頼が、サイトで途切れていた
活発な営業活動に対して、Webサイトはその実力を伝えきれていませんでした。旧サイトのトップページは採用情報やお知らせが中心で、新規取引を検討する担当者への配慮が不足。掲載される情報も会社概要レベルにとどまり、製品仕様や品質認証、各工場の製造能力といった、BtoBの意思決定に欠かせない情報が不足していました。実際に平均2ページで離脱し、問い合わせ転換率は0.3%という分析結果も出ていました。
赤一色の画一的なデザインと、他社でも言えてしまうキャッチコピーも相まって、マルテ小林商店様らしさや本来の強みが伝わらない状態に。私たちは本質的な課題を、営業で築いた信頼が、サイトを見た瞬間に途切れてしまう「断絶」にあると捉えました。
Solution
解決策
「新素材提供業」の強みを軸に、商談を後押しするサイトへ
刷新の核心は、サイトの主役を「採用」から「BtoB営業支援」へと転換することです。ターゲットを食品・ペットフードメーカーの調達・開発担当者と定め、認知から比較・検討、お試しまでの購買段階に沿って情報を再設計しました。
メインコピーには「新たな市場を拓く、旨みの戦略パートナー」を据え、伝統製法と最新技術を融合した“旨み素材”でメーカーの製品開発を支える、という立ち位置を一文で伝えています。あわせて「選ばれる理由」「事業内容」「実績」「資料ダウンロード」を整備し、各工場の製造能力や品質管理体制まで含めて、購買判断に必要な情報をひと通りたどれる構成にしました。





導線面では、固定ヘッダーと全ページに常時表示するCTAにより、どのページからでも自然に問い合わせ・資料請求へ進めるよう設計。品質の裏付けとして、グループ各工場で取得した対米HACCP・EU HACCP・FSSC22000など、世界基準の品質管理体制も明示しました。制作基盤にはStudioを採用し、お知らせや事例をお客様自身で更新できる運用体制も整えています。

credit
Client 株式会社マルテ小林商店
Producer 山田 拓真
Director 山田 拓真
Art Director/Designer 大山 昌太
Designer 松本 陽望
Engineer 村松
Writer 株式会社mana
Photographer 株式会社LUCKIIS